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みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニングの使い方を簡単にまとめる

2019/11/04

音読の入門書

かの英語上達完全マップの作者である森沢洋介氏による音読本として非常に人気を博している本です。
英文は中学レベルとありますが大学受験を経験してきた方でもリスニングに力を入れていた方というのは少ないので非常に有用です。
本の中に使い方の解説がありますが無駄に独自の用語を使っていたり、ごちゃごちゃしていて分かりづらいと感じたため非常に簡潔に使用方法を要約します。
当然この本だけでなく、音読の勉強全てに応用できる方法です。

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使い方の流れ

  1. 本の中の全英文(または半分)をCD1の音声で聞きとれるところまで聞き取る
  2. 大体聞き取れたら全英文を見ながら一文ずつ聞き取った音と照らしあわせていく
    以下から1セクション(1長文)ごとの練習です
  3. CD2のポーズあり音声を、ポーズ中にテキストを見ずに繰り返す(このときポーズが始まる前に聞こえた音声をリピートし始めてしまうとシャドーイングとなってしまうので注意。実力の確認的な意味合いがあるので最初はほとんど繰り返しができません。安心してください)
  4. テキストをみながら前述の3を行う(複数回)。
  5. 3,4の音声の感覚を真似するように音読する(複数回)。
  6. もう一度3を行う
  7. CD1の音声でシャドーイング(音声を聞き取った後にする真似する)を行う(複数回。本当に大事なのは6の作業であるためこのシャドーイングは口慣らし的な意味合いが強い)

この3~7の操作を本の中の全英文で終えます
その後、本の全英文でひたすら3~7の動作を繰り返すことになります。
全ての英文で3の操作が難なく行えるようになったらひとまずこの本は卒業といえるでしょう。

個人的なアドバイス

この本にはAmazonのKindle版があり、書籍版よりもかなり安くなっているのですが、音読に必要な肝心のCD音源が付属していません
そこで裏技的方法なのですが、図書館などでこの本を探してCDのデータだけパソコンにインポートしてしまえば無料で利用可能です。

それと、よく聞く話かもしれませんが、やはり音読をするからには発音も大事です。
音読に主体を置いて最中に自分の間違った発音を頭に刷り込んでしまうことになりかねません。
英語の発音の区別がつかないと肝心のCD音声の正しい聞き分けもできませんよね。
この本を始める前に英語耳やUDA式(英語耳よりも内容重し)で発音の矯正をしておくと良いです。

大学受験などでそこそこ英語ができた方などこそ「自分の発音は人よりも良いほうだ」なんて思い込みがちですので発音を甘く見るべきではありません。

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