YouTuberとテレビの違い
2019/04/01
YouTuberは未成熟な職業
こんにちは。YouTuberって知ってますか?
YouTubeに動画を投稿してそこに貼った広告から収入を得ている人達です。
トップYouTuberと言われる人には年収1億円を稼ぎ出しているような人もいます。
私も以前YouTuberの動画をよく見ていたことがありました。
中には笑えるものもありますが、正直テレビと比べたらクソつまらないです。
今のYouTuberの主な視聴者層って小学生から高校生ぐらいまでの年代です。
そういう子にとっては、テレビとは違った親近感だとか、あえての素人っぽさがウケているのでしょう。
「素人っぽさ」ってかつて流行したテキストサイトとどこか似通うところがありますよね。
そんなテキストサイトが今では完全に廃れてしまったように、YouTuberも今のままでは長く続きませんよ。
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やってることがワンパターン
YouTuberはやることがワンパターンです。
テレビ局は複数人がアイデアを出しあって企画を練って番組を作っていきますが、YouTuberは個人のアイデアで動画を撮って、個人で撮影を勧めていかなければなりません。
よってアイデア不足に陥りがちなんです。
商品紹介
元祖・人気ユーチューバーから人気急上昇の学生ユーチューバーまで、みんな商品紹介をしています。
小中学生って自由に使えるお金を多く持っていないので、こうやってYouTuberが買った商品で遊んでいるのを見て楽しむんですよ。
外で遊ぼうにも、そもそも遊ぶ場所がなかったり、周りの子はお受験で構ってくれないだとか、色々と深い事情があります。
商品紹介には企業とのタイアップも多いです。
「お前それ絶対気に入ってないだろ!!」というような商品も堂々と宣伝されます。
今の子供は広告が付いている動画で商品の広告動画を見るんですよ?凄くないですか?
表向きには商品紹介には見えない「巨大すぎる○○買ってみた!」なんて動画も、実は企業の提供品で、いわゆるステマをしているなんてことも多いです。
多くのYouTuberが一斉に似たような商品を「買ってみた」し始めるときが定期的に来るのですが、そういうのは大体ステマですね。
ゲーム実況
ユーチューバーがゲームをしながら喋っているだけです。
先ほどと同じような理由で、子供はゲームを買うお金がないので人がゲームしてるのを見て楽しみます。
その動画でまたユーチューバーはお金を得る。ゲームを買うことができる。
おかしくないですか?
少し前に話題になった経済的格差がこんなところにも見えるんですね笑
私はゲーム実況を見ている時間がある方に是非本を読んで欲しいです。
子供の頃は私も人がゲームしてるのを見て時間を潰していたこともありましたが、何にも心に残っていません。
無謀なことに挑戦してみた系
YouTuberは広告収入の財力から物を大量購入して何かを作ったり、挑戦しようとします。
しかしそのほとんどは失敗に終わります。
失敗したほうがオチが付けやすいからです。
「前フリ→挑戦→失敗→いきなりエンディング」のワンパターンです。
バラエティ番組の挑戦って、YouTuberのポケットマネーよりも莫大なお金を使うことができるので見ていてワクワクするものが多くないですか?
ドッキリ
YouTuberが友達や他のYouTuberをドッキリ(という名目の単なる嫌がらせも多い)を仕掛けます。
ターゲットになる人の反応は大抵薄く「失敗しちゃいました」的なオチになりがち。
テレビの芸人さんって、ドッキリで結構演技をしています。
何も考えないで見ている側としては、大げさにリアクションをとってくれたほうがとにかくおもしろいんですよね。
中にはドッキリ中に「あっ、これドッキリだ」なんて気づく芸人さんもたくさんいると思いますよ。
YouTuberはカメラワークもあまり良くないです。
たくさんのスタッフを用意できないのでカメラは定点固定になってしまうんですね。
テレビ局はおもしろい素材が取れなくてもなんとか「おもしろいように感じさせる」ため様々な工夫を凝らします。
笑い声の効果音は特によく使われる。
おもしろくない場面でも釣られておもしろいような気分になってしまうのです。
しかし、こういうのをYouTuberが真似したところで寒いだけですよね。
テレビでは「スタジオの人が爆笑してる」設定で通りますが、YouTuberは自分で撮った映像を自分で編集しているのはバレバレですから。
視聴者層に購買力がない
先ほどから何度も言っていますが、YouTubeを見ているキッズにはお金がありません。
広告を見せられてもお金を出せないのです。
年齢層を確実に間違えている広告も多い。
旅行会社、過払い金の請求、化粧品などの完全にターゲットを間違えたCMがたくさん流れています。
広告を出している会社もYouTubeに広告を出すことの無意味さにだんだん気づいてきますよ。
こんなところでしょうか。
YouTuberはテレビよりも技術、アイデア、財力、視聴者層、全ての点で劣っています。
YouTuberは今の状況のままでは3年も持ちませんよ。