ビットコイン買うならどこがいい?国内取引所5社を比較!
2019/04/01
主な取引所は5社
ビットコインってまだまだ一般には浸透していないので始めようと思っても謎な部分って多いですよね。
ビットコインは「取引所」と呼ばれるサイトで購入することができるのですが、入金の方法は銀行払いなのか、クレジットカード払いなのか。手数料はいくらかかるのか。ビットコインを取り扱っている会社って胡散臭くないか、など様々な違いがあります。
今回はそんな取引所を独自の観点から比較し、実際に私が利用していた感想を書いていきます。
Btcbox
Btcbox
日本で最大のビットコイン取引所です。
日本で流通しているビットコインの半数を取り扱っています。
ビットコインの取引手数料は無料となっていますが、銀行への出金手数料が出金額の0.5%,最低400円と他に比べ割高です。
アイコンがビットコイン公式のものを使っている為か、何故か人気がありますね。
無難な取引所とも言えますが、「最大手」という看板がなくなればそこまで強みが無い取引所なのではないでしょうか。
中国人起業家が中国で開発しているサービスなので気にする方は気にするかもしれません。
botを動かして取引量を水増ししているなどの推測をしている方もいますが、今のところ具体的な胡散臭さは見えていません。
胡散臭さ:★★★☆☆
利便性:★★★☆☆
coincheck
coincheckでは信用取引を扱っています。
そのためビットコインを借りて空売りをしたり、3倍までのレバレッジをかけることができます。
唯一クレジットカードでのビットコイン購入に対応している取引所になります。
サービスの拡張にはかなりアクティブで、頻繁に機能改善のメールが届きます。
coincheck内にチャットがあるのですが、運営者がそこをROMって積極的に機能改善をしているのがよくわかります。
取引手数料無料もオープン記念となっていますが他の取引所との競合も考えると、今後も無料のままなのではないでしょうか。
出金手数料は400円。
今年(2015年)の夏前までは、次に紹介するzaifと国内取引所2位の座を争っていたのですが、ビットコインを購入する際に入金するの銀行口座を凍結されてしまった(一日で復旧)ことがあり、そこから失速中です。
インターフェイスはかなり使いやすいので初心者にはおすすめです。
私はここからビットコインの取引を始めました。
現在、コインチェックは仮想通貨のNEMが盗難されたことにより新規購入や出金ができない状態となっています。今の状態のままアカウントを作るのはあまりオススメではないかもしれません…
胡散臭さ:★★☆☆☆
利便性:★★★★☆
zaif
zaifの特徴はなんといっても取引手数料マイナス0.1%、そして毎日0.01%のログインボーナスですね。
銀行でも年率で最大3.6%の利殖が可能なところなんてありませんよね。
出金手数料も350円と割安で、どうしてこんな捨て身のサービスができるのかというと「暗号通貨普及促進の為」とzaifは説明しています。
どうなんでしょう。
この会社は2chユーザーが始めたetwingsの流れを汲んでいて、同様に2ch発の暗号通貨であるmonacoinの取引も可能になっています。
トップページにいる2ch発祥キャラ「モナー」のイラストなんてかなり胡散臭いと思ってしまうのは私だけでしょうか。
極めつけにCEOの方が過去にちょっと色々あったみたいなんですよね。
私にはどうも胡散臭さを感じてしまうのですが、実は今常用している取引所がここです。
何か危なそうだったら早く逃げ出さないとな~なんて考えながらなんだかんだ利用させてもらっています笑。
胡散臭さ:★★★★☆
利便性:★★★★☆
bitbankTRADE
つい最近できた取引所です。
多機能すぎて戸惑ってしまっため私はあまり使ったことがありません。
レバレッジを20倍までかけることができるのと、証拠金取引が可能という点が特徴的ですね。
ただ先程も書きましたが、機能が上級者向けすぎて私のようなライトユーザーには少し使いづらく感じてしまいます……
bitbankTRADEは中国の取引所であるokcoinを母体としているので、中国のリスクを直に受けてしまうというデメリットがあります。
胡散臭さ:★★★☆☆
利便性:★★★☆☆
bitflyer
比較的最近できた取引所です。
はじめは取引量もさほど多くは無かったのですが最近急成長を遂げているように感じます。
特筆すべきなのはその株主で、三菱UFJキャピタル、電通デジタル・ホールディングス、三井住友海上キャピタル、リクルートなど名だたる大企業(の子会社)から資金を調達しています。
その資金の総額は5億1千万円にのぼり取引所の中では最大です。
デメリットは取引時間が朝6時から翌日深夜1時までに限定されてしまっていることです。
24時間365日価格が変動するビットコインですから、銀行のように営業時間が設けられてしまっているのはかなりきついですね。
出金手数料は3万円未満のとき540円、3万円以上のとき756円と高め。
bitflyerの特徴はやはり莫大な資金、バックに付いている企業の信頼性です。
営業時間や手数料などの利便性を向上させればbitflyerは将来日本最大の取引所になるのではないでしょうか。
胡散臭さ:★☆☆☆☆
利便性:★★★☆☆
まとめ:結局どこで取引すれば良いのか
以上5つの取引所を紹介しましたが、アカウントは単純に多く持っておいたほうが良いです。
ビットコインは取引所間により価格差が500円近く異なるなんてこともしばしばあります。
アービトラージで滞りなく利益を出すためにもアカウントは持てるだけ持っておいて損はないでしょう。
2017/9/8 追記
この記事を投稿してからかなり時間が経って情報も随分古いものになってしまっていますが、最近の高騰でまたぼちぼちアクセスが集まっているみたいですねー。
この記事を投稿してからかなり時間が経って情報も結構古いものになっています。
今は日本のビットコイン取引の80%ほどがbitflyerが行われているらしく、記事で予想した通りいつの間にか最王手の取引所になっていました笑
記事を書いた当初と情況が異なっている場合も多々あると思うので、どこの取引所を選べば良いか迷ってしまう場合はとりあえず最王手のbitFlyerを選んでおけば良いのかなと思います。
ただ、記事内では取引所間での価格差が500円近いなんて書いていますが、最近のビットコインでは数千円違いがあるなんてこともザラなので、やっぱり手持ちの札はなるべく多くしておいたほうが良いと思います。