その英語、間違ってます「go to the company」
2019/04/01
「会社に行く」は「go to the company」ではない
最近、どんどん話すための瞬間英作文トレーニングという本で英作文の練習をしています。
英作文といっても中学生レベルのものばかりで、どちらかと言うと英会話をする際にアドリブで使うストックを溜めている感じですね。
中学生レベルとはいえ中には「あれっ?」と感じるような英文もあり、自分の基礎の抜けに気付くことがしばしばあります。
今回は私が間違えて英訳してしまった「go to the company」という文について紹介します。
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「会社」という日本語の罠
答えを言うと上の文、正しくは「go to the office」です。
companyという英単語はもちろん会社と和訳することができます。
同時に、officeという英単語も会社と和訳して差し支えありません。
日本語ではどちらも「会社」も訳されてしまうこの2語ですが、ネイティブにとっては明らかなニュアンスの違いがあります。
日本語の「会社」という単語は2つの意味で混用されているわけですね。
companyとofficeのニュアンス
簡単に結論を言うと
companyは「会社組織」
officeは「職場」です。
company=組織
トヨタ、ソニー、Googleのような会社の総称がcompanyになります。
office=仕事をする場所
仕事をする場所としての会社がoffice
つまり「どちらの会社にお勤めですか?」のような文の場合では逆にcompanyを使うのが適切で、officeは不適切となりますね。
いかがだったでしょうか。
日本語では意味がまとめられてしまっていても英語では厳密に意味が異なるような単語は多いので注意して学習しましょう。