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新卒社会人のキャリア・日常について

社会人生活とキャリア

なぜ私は社会人3ヶ月目で社内ニートになったのか

2019/08/21

私は、世間的にベンチャーと言われる小さめの会社に入りました。

「入りました」と書くと、いかにも
「(大きくて有名な企業にも行けたけど、あえて)入りました」というプライドが透けて見えますね。

そういう会社に入社を決めたのは、
「会社全体のメンバーが少ないから若手のうちから社内で影響力のある仕事ができる」
「OJTが主体なので、早くから実務経験を積んでいける」
といった考えによるものでした。

そういうことは、入社前にも社内の人から何度か言われていたものです。

実際の私の現在の状況は真逆です。
バッキバキの社内ニートになっています。

毎日決められた時間に出勤し、決められた席に座り、一日の大半をボーっとネットサーフィンでやり過ごすことで給料を貰ってしまう日が多々あります。

この状況を「ホワイトな環境」だという人もいるかもしれないですが、周りの人は普通に自分の仕事をしている中で、自分だけ何も意味のあることができないのは本当に辛いです。

公然とサボれることが許されているわけでもないのです。

どうして社会人一年目にしてこんな状況に陥ってしまっているのか、要因を分解していこうと思います。

組織的な問題

私の状況の場合、入社3か月で干されているというよりも、会社の組織的なしわ寄せの一部が自分に降りかかっているのだと感じます。組織の問題は大きく分けて

「ボトムアップで仕事を作っていくような働き方ができない」
「中間管理職が新卒にかまってる余裕がない」

の2点ですかね。

ボトムアップで仕事を作れるような組織ではない

意識が高い人は「仕事が無いなら自分で仕事を作ればいい、人から指示を待っているようでは二流だ」と言った考えがあると思います。

私も比較的働くのが好きなタイプで、自分の力が活かせる仕事があるときはそれはもうイキイキと仕事をするのですが、会社が完全にトップダウンの風土なんですよね。

会社を作ってある程度大きくしてきた創業者がいて、株式も過半数持っていて、社長のワガママが全部通って、でもそのワガママのおかげで、これまで大きくなってきたような会社なんですよね。
ベンチャーって自由に働けるみたいなイメージがありますが、本当の意味でそれを実現しているのは社長だけかもしれません。

あれ、自分がこの会社を選んだ意味、半分以上失われちゃってるんじゃ…

中間管理職が新卒にかまってる余裕がない

とはいえ、トップダウンでもどんどん仕事が降ってくるなら社内ニートになんかならないんです。

仕事を振ってくれる中間管理職のスケジュールがギチギチに埋められていてかまってくれないんですよね。

彼らは圧倒的なリーダー不足の中、ベンチャーらしく熱心に大きな仕事をしてます。
同年代の大企業のサラリーマンよりも権限があって、メキメキと良い経験を積んでいると思います。

私にも適時仕事は振ってくれるんですが、その周期と私の仕事が消える速度が明らかに見合っていない。

上司の余裕がないなら自分にも同じく仕事が回ってきそうなものなんですが、案外こういう状態で仕事をもらおうとすると「誰でも替えが効く雑務」みたいなものしか渡されなかったりして、社内ニート感に拍車がかかったりします。

未成熟な組織マネジメントに、自分のキャリアが振り回されているような感覚を受けます。

それでも、会社はそこそこ上手くいっている

私のいる会社はメディア制作のストック型ビジネスをしているので、実は社員が全員働かなくてもすぐに回らなくなるような状況ではないです。

社員が一生懸命に働いているか否か関係なく進む「興味や好み」がベースになる仕事と、本質的に力を入れないといけない収益化部分の危機意識の持ち分けが弱いかなと感じます。

これは、現場で実際に手を動かさしている下っぱにしか分かりえない空気感があると思うんですが、作業を始めて3秒で「あっ、これ以上やっても無駄だわ」と思える調査とかってあるんですよね。

仕事を振ってる側としては、無駄だとしても、無駄であることを裏付けられる証拠が欲しいので、最後まで仕事をしてほしいのですが、作業者側からするとそれが拷問みたいになってしまう。

私自身の問題

多分、私自身にも問題はあります。
こういうのって何となく人のせいにしたいんですが、自分さえちゃんと動けていれば関係なかったりしますしね。

上司のいる合間を見計らってコミュニケーションを取りに行かない

私は何でも人に指示を仰いでオペレーションだけ実行するような仕事はしたくないので、要所要所である程度に詰めて確認をしたいタイプです。

ただ、これとほとんど私の近くにいない上司との相性があまりよくない。

上長に空きが出ていても、私が求めるクオリティに達していないとコミュニケーションを取りに行けず、ようやく納得できたときにはまた居なくなってしまっている、ということがよくあった気がします。

私も、他の仕事を見ていて「そんなに一人で考えていても、ひっくり返ったら終わりなんだから早く決裁者の判断を仰いだほうがいいのに」と感じることがあるんですが、当事者になってみると実行に移すのは難しかったりしますね。

自分が管理職になるほどの力がまだない。責任も負いたくない

管理職が忙しそうで自分に仕事が来ないなら、早く管理職側に行けよって話なんですが、力不足ですね。

正直、社外的な固有スキルなら今の自分でも通用すると思うんですが、社内的な意思決定の癖だったり調整だったりはまだよく分からないです。

少なからず年功序列の風土もあるため、いきなりリーダーになったりするのも難しかったりします。

また、自分で作った会社ならまだしも、最終的な決裁の責任は正直自分では負いたくないです。
節目ごとに、権限を持っている人に確認した事実を残して、責任を転嫁しないとやっていけないのが今の状況です。

ビジネスの本質を探るのに慣れてない

現状の市場だけ見ていると、「稼げない」とされる仕事も、今後の市場変化で重要な仕事に代わったりする場合があると思います。

すなわち、本質的な仕事とそうでない仕事の境界は極めてあいまいで、「本質的」だと感じた仕事も、とある事実一つで一瞬のうちに無に帰してしまうことも、一般的によくあることなのかもしれません。

こういったことの判断軸がまだしっかりしていないので、どのビジネスをする上で避けられないフェーズを、私は「社内ニートになっているのだ」と誤認識してしまっている可能性もあります。

おわり

おわりです。

就活の最中であう人事は、基本的に「バックオフィスの人達」で、いくら熱心に仕事に取り組んでいても、毎日触れているものが異なっています。
確実に事業に対する意識にズレはあるので、あまりあてにせず、勝手に期待しないほうがよかったなと思います。

また、私の傾向上、中途半端に整った100~200人程度の今の会社よりも、もっとカオスな状態の初期段階の組織に入ったほうがよかったのかもしれないですね。

それでも不満は出てくるはずなので、やっぱりいつかは自分で会社をやりたいです。

上で書いているような不満を書いてから2日程度たったんですが、今は大きめの仕事を振ってもらえて順調に仕事できているんで、もうどうでもいいかもしれないっす。
こういう憂鬱な時期って、意味もなくあったりするんですよね。

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